住みたい地域の選び方

この間は、台風による大雨がすごかった東京です....。こんな日は、家にいるのが一番だと思った事でした...！

今日は、住みたい地域の見つけ方について話していきたいと思います。私自身、地元高知、東京、大阪、そしてアメリカ、フィリピンでの生活を経験しました。都合上、引越をする回数が多く、その中で自分の住みたい地域についての好き嫌いも見えてきました。

なので、自分の経験から、どのように住みたい地域を見つけていけばいいのか、また好きな地域がたくさんある時に、どのように自分の好みを見つけていけばいいのかについて書きたいと思います。

どうやって住みたい地域を見つける？

自分がその地域に住みたいかどうか、またその地域のことが気に入ったかどうか、見極めるのは難しいなと思っていませんか？都会と田舎など、大まかな違いはあっても、住む場所を決める上でそこまで重要ではないでしょと思っている方も少なくないのではないでしょうか？

私自身、10年間で約10回の引越をする中で、たとえ隣接している地域であっても、その地域の特徴があるということ、またその地域の特色が自分の生活タイプに合っているのかどうかも、少しずつではありではありますが、分かってきました。

自分が理想とする住環境で過ごすことができる一つの指標をお伝えできるのではないかなと思っています。

最寄り駅の周辺を確認する

一番のおすすめ方法は、自分が検討している物件がある最寄駅に、実際に行ってみるということです。そこで確認してほしいのが、最寄駅の近くの環境です。環境というのは大きく分けて、人と物のことです。

人の雰囲気を感じる

まず、駅を利用している人の雰囲気を感じてください〜！ビジネスマンが多いでしょうか、それとも年配の方？子ども連れが多い場合もあるかもしれません。また、どのような服装をしている人が多いでしょうか。小綺麗な服装の方が多いかもしれませんし、ラフな服装の方が多いかもしれません。さらに、皆さんの雰囲気はどうでしょう？柔らかいでしょうか、それともツンツンして堅苦しい？

このように、駅周辺を利用している人の雰囲気や特性を観察するだけで、その地域の特色がずいぶんと見えてきます。ビジネス街であれば、通勤に利用される方が多いでしょうし、雰囲気も硬いものになっているかもしれません。子ども連れが多い場合には、もっとラフな雰囲気かもしれません。

おもしろいことに、駅周辺の雰囲気というのは、歩いて10分程度のところまでであれば通じていることが多いです（経験上です...⭐️）。自分がどういう人たちと、どういう雰囲気の中で一緒に住みたいかということを考えてみるのは、物件探しにおいて、とても重要だと思います。

自分がどこに住みたいか、あまりわからない場合、また住みたい地域が複数あって迷っている場合には、ぜひ気になっている物件がある最寄り駅に行って、人を観察してみてください。色んなことが見えてくるはずです。

駅周辺のものに注意を向けてみよう

地域の特色は、駅周辺にも色濃く現れています。商業施設だったり、あとゴミや落書き、また駅自体の新しさ、綺麗さなどにも現れています。例えば、ある地域では、駅近くに個人商店がたくさんあって、駅自体は古い、ゴミは全く落ちていないかもしれません。この場合、商業施設などがあまりないことから、時間をゆったりと過ごしたい、またマナーにしっかりしている、そんな方に人気のエリアだと思います。駅自体が古いという事は、改装の手が回ってきていないという事で、あまり栄えていない、人口は多くないかもしれません。

一方、駅周辺に大きな商業施設が建っている、また駅から少し出たところには居酒屋がたくさんある、ゴミが落ちているなどの場合、利用客が多くにぎやかな雰囲気が作られていることが想像できます。また、居酒屋がある関係で夜遅くまで賑わっている街でしょう。商業施設に入っている店舗によっても、自分の好みに合う街なのかどうかがわかるかもしれませんね。

もちろん、静かな方がいいという方もいれば、賑やかな方がいいという方もいると思います。事前に地域の特徴を掴むことで、より自分の好みにあった物件探しにつながると思います。

駅周辺は自分とのマッチング度を測る重要な指標

以上のように、駅周辺を歩いている人や、駅周辺に入っている商業施設、また駅自体をじっくり観察すると、地域の特色が見えてきます。私自身、最初はどのように気に入った物件を見つければいいのか、気に入った地域に住めるのかが分かりませんでした。でも、今なら自分の好みがありますし、住みたい物件がある時には、最寄り駅に行って自分の好きな雰囲気かどうかをチェックするようにしています。

地域が自分の好きな雰囲気だと、とても住みやすいですし、地域自体を好きになるので地域のために役立ちたいなと思うようになりました。

条件で物件を比較するのもひとつですが、時間があれば、ぜひ最寄り駅の雰囲気を確かめてみてください。