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大学編入学のデメリット?

このごろ

最近、ますます暑くなってきた東京です...。これだけ気温が高くなると、家の中にいたくなりますが..。

今日は、編入学試験を考えていられる方もいらっしゃると思うので、編入試験について話していこうと思います。

結局、編入学して良かったという方もいると思うんですけど(もちろん私も良かったっていう風に思ってるんですが)、編入学をしていいことはあっても悪い事ってあんまりないかなって思ってる方も多いと思います。

せっかくの機会なので、私が編入学をして感じた、デメリットになりうる要素について、考えていきたいと思います。

 

編入学試験に受かっても、デメリットになってしまうかも...

周囲に苦労を理解してもらえない

(基本的に編入学をしたい人は、挑戦すべきだというふうに私は思っているんですが) 編入学試験のデメリットになる可能性として、まず1つ目にあげられるのが 就職面接です。

これはもちろん、会社にもよるし、担当者にもよると思うんですが....

私が就職面接を受けた時に、面接官だった人と1対1の面接をしたんです。その時に、面接官の人が、「学歴だけは凄いね」とすごく皮肉な感じで言ってきたんですね。私としては、自分がしたいことを、その時の気持ちや情熱に従ってやってきただけなのに、なんでそんなに嫉妬したような顔で言ってくるのかなぁと思いました。自分は自分、他人は他人で、その人には不満があるかもしれないんですが、事情は分かりません。

ひとつ言えることは、編入学をして、編入学ならではの苦労を越えて卒業まで辿り着いたという過去があったとしても、それを肯定的に捉えてくれる人ばかりではないということです。

 

実際、編入学試験を受ける方はかなり少ないんじゃないかなと思います。なので、編入学試験を受けるまでに、どれだけ努力をしたのか、どんな思いで受けたのか、入学した後にどれだけ大変だったのかということは、想像力を持ち合わせていない人にとっては 未知の世界なんじゃないかなと思います。

同じような経験をしている人が少ない分、共感してもらえないこともあるかもしれませんが、自分の人生、しかも一度きりなので、後悔ないように精一杯生きる、それが一番いいんじゃないかなと強く感じています。

 

祝福してくれる人ばかりではない

2つ目に、これは大変だったという事....

大学編入学前の大学にいる同期の人たちは、肯定的に捉えてくれないかもしれません。幸い、私の場合は友人にとても恵まれていたので、みんな快く送り出してくれましたが、一部は表面的だったように思います(自分がやりたいことがあって、それに向かって進んでいるのに、それを良しと思わない人は友達なのかなと私は疑問に思いますが...)。万一、編入学試験に受かり、それまで仲良しだと思っていた人に嫌なことを言われたとしても、人は人、自分は自分なので、自分の人生を歩んでいってほしいなと感じます。

何よりも大事にしたい事は、その友達(だった人?)と今後付き合いがある可能性も否めないので、怒ったりせず、何も言わずに離れるという事です。そして 祝福してくれた友達には心から感謝をして、次のステージに向かうというのが良いかなと思います。

もちろん 新しい大学に入った後、いちから周囲との関係を作らなければならないですし、勉強についていくのもとても大変だと思います。ですが、合格したなら、新しい環境で頑張っていけるメンタルを持っている方だと思うので、それまでの環境に感謝し、冷静に新しい環境に向き合っていく能力が求められるのではないかなと思います。

 

新しい環境に適応するのが大変

最後に、ネガティブな要素となりうるのは、新しい環境に適応するのが、予想以上に大変という事。。。もし、有名大学に入りたい、だから編入学試験を受けるという人がいれば、入学後も見合った努力が求められるということをご理解ください。。。

もちろん、大学のネームバリューがほしいから編入学するのも、ひとつの理由だと思います。ただ、これは完全に主観はありますけれど、大学のネームバリューに憧れているという理由だけで、編入学試験に受かることはできないと思います。試験を受けるまでの間に、どれだけ勉強を楽しむことができるのか、つまり、その分野の勉強がどれだけ好きなのかにかかっていると思います。

厳しい倍率を乗り越えたとしても、新しい大学が有名であればあるほど、みんなについていくのは大変です(当たり前だろという声が聞こえてきそう...)。編入学試験の場合、 複数科目の受験をしなければならない大学もあれば、専門科目のみ受験OKのところもあります。専門科目のみ受験OKの場合、試験科目に突出して秀でていれば、合格することが可能です。ただ、大学に入った後に、複数科目を受験して大学合格している キャンパス内の仲間と対等に話ができるようにならなければ、授業に参加してもあまり意味がありません(議論が自分のところで止まるから。。)。。。向上心がある方であれば、こんなにも凄い仲間がいるんだというふうに捉えて、一生懸命、残りの大学生活を過ごすことができるのではないかと思っています。

私自身、新しい大学に入ってから、話の深みに周囲との差がある事に愕然とし、非常に大変な思いもしましたが、皆さん頭のいい方なのでしっかりと両脇を支えていただけて、そのおかげもあって頑張れたんじゃないかなと思っています(深く感謝。。)。。

受験を考えている方で、ネームバリューだけがほしい、その後のことは考えていないという人であれば、入学後のことも考えてみると良いです。

 

まとめ

以上の3点が 編入学試験を経験してネガティブな要素になるうるなと思った点です。しかし、ネガティブになりうるといったのは、その要素を良い方に持っていく事で、デメリットはなくなると思うからです。自分自身の頑張り次第だと思うし、その頑張る過程が何よりも楽しいんじゃないかなと私は思っています。

編入学試験を考えている方には、ぜひ自分の人生をしっかりと歩み、他人に何か言われたとしても倒れない 大木のような心構えで進んでいってほしいなと思います