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たまにはピアノの話:ショパン:バラード1番

1月に入って、ぐっと冷え込みが強くなったように感じます。昨日は、朝は快晴だったのに、夕方になって急に雨が降り、雪が降りといった感じでした。できるだけ温かい服装で過ごしたいものです..。

今日は、今ピアノの練習をしているショパンのバラード1番について、今後のためにも、少しだけメモしておきたいと思います。もし、色々と知っている方がいらっしゃったら、ぜひ勉強させていただきたいです...!

バラード1番の練習について

バラード1番を弾くにあたって、もちろん楽譜を読むという事もとても重要と思っていますが、背景を知る事が大事なのだろうなと感じています。背景を想像する事で、音に込められた思いを追いやすくなるように感じます。

ただ、資料なども限られていますし、すべて本人にインタビューできれば一番良いのでしょうが、そうもいかずというところなのではないかと思います。

背景を知りたい

練習を進めていて、最初は、当時作られた詩に影響されたショパンが、なくなってしまうかもしれない故郷への思いを込めて作曲したという解釈が一般的なのかなぁと思っていました。ただ、「詩に影響されて作った」という事は、ショパン本人が話したわけでも、記録に残したわけでもないようで....実際には、曲に触れたシューマンが、こうに違いないと思ったため、今までその説が残っているようです。

ただ、作曲された年を考えると、故郷のワルシャワが陥落した年にも近く、やはりなくなってしまう故郷への不安な思いが強くあったのではないかと思えます。そして、当時、おそらくショパンはウィーン〜パリにいた頃と重なり、この時期のどのタイミングに作曲したのかにもよりますが、ウィーンで結果を残せなかったショパンの事、おそらく彼自身に対してもモヤモヤ、不安な感情があったのではないでしょうか。ウィーンで思った成果を出せずパリに移動したのでしょうが、相当なプレッシャーがあったと思います。

ただ、やはりどの時期にどのように曲が作られていったのかは本人に聞くしかなさそうな気もしており、フレーズ一つ一つからなんとか正確な背景を読み取りたいなと思うこのこの頃です...。

ショパンにお詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたいほどです。でも、このように試行錯誤するからこそ、おそらく皆さん自分にしかない音の表現につながっていくのだろうなと思います。。。

ピアノの奥深さに試行錯誤の毎日です...!