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コンクールに参加してみた:日本クラシック音楽コンクール

クリスマスの季節を迎え、街の雰囲気は慌ただしい感じがします。昨日、少し都内へ出てみたのですが、人の多い事....。街の雰囲気も一気に年末へ、皆バタバタしている感じがありました。

こんな時こそ、ゆっくりと今年を振り返る時間がもてたらいいなと思います(という私も、実際はそんなに時間を取るというわけでもないですが...)

今日は、今年初めて挑戦した日本クラシック音楽コンクールについて、今後参加される方へのご参考になればと思い(特徴があるなと感じたので)、書いていきます。

 

日本クラシック音楽コンクールで驚いた事

今まで参加したコンクールとは、違っている点もかなりあり、とても興味深いコンクールでした。びっくりしたのは主に以下。

・男女で審査が分かれている

・予選と本選では、講評は名前を呼ばれて手渡し

・参加枠(音大卒と一般大卒)が一緒

・通過点数、順位の決め方

歴史のあるコンクールだけに、審査方法などが特徴的なのでしょうか。。。

男女で審査が分かれている

こちらは、当日全く気づかず(というか忘れて)だったのですが、後にそういえば皆女性だったなと...。男女で審査が分かれていますので、興味深いですね。順位も、男女分かれて付きます。こちら、体格による差別をなくすために設けられたものと聞いたことがありますが、どこまで演奏に体格が演奏するのでしょうか、難しいところです。。

現在のLGBTQの流れを考えると、そのうち撤廃されたりするのかな、と思った次第でした。どちらにせよ、演奏への影響はないと思います。

予選と本選では、講評は名前を呼ばれて手渡し

こちらも興味深かったです。講評は全員演奏が終わった後、20分程度で手渡しとなります。1人づつ名前を呼ばれて、合格・不合格を伝えるのは...。その場で、多くの方はいただいた講評を読んでいました。。この方法、人によって感想は違うと思いますが、場合によってはプレッシャーになりそうな感じもしました。(私が参加した横浜みなとみらいホールだけだったのかな..?)

ただ、レターパックライトで後日郵送も可能との事ですから、気になる場合は、そちらで対応しても良いのではと思います。(ネット上での公表がないため、結果については、少し遅れて通知されるという事になりそうです)

(ちなみに、全国大会の場合は、インターネットのみで点数公表との事、演奏後に待つ必要もありませんし、レターパックを購入して持参する必要もないようです。)

参加枠(音大卒と一般大卒)が一緒

この参加枠は、とても興味深いなと思いました。これまでのコンクールでは、音大卒の方と一般で分かれていたような気がしており、いつも一般に申し込んでいるので、初めて(?!)音大の方と一緒に並んだような気がします。

なんだか雰囲気が独特で面白かったです。演奏前に運動(?)する方などいらっしゃり、一般にはないピリピリした雰囲気を感じる事ができました...。あと、衣装がなんかすごい笑。気合い入ってるなぁという感じです。

どちらにせよ、演奏次第ですので、その辺りは参考程度としてもらえるとありがたいです。

通過点数、順位の決め方

こちらも、独特な感じです。詳しくはHPに記載なのですが、予選〜全国大会まで最高点が異なるのです。一律100点が最高、等ではありません。予選は80点を最高点として70点以上の得点で合格、本選は86点を最高点として80点以上の得点で合格。全国は、90点を最高点として86点以上で入賞(グランプリ、第1位~第5位)です。また、最高得点と最低得点を省いた平均(?)で取る等、平等といえば平等ですが、結構独特です。

私は初回参加ということもあり、予選から頭はハテナ状態でした。。また、今回、ありがたいことに全国で演奏させていただいたのですが、なぜ参加可能な日程が2日あるのかな...と思っていたのですが、点数が出た後に、そういう事かと納得....。

全国の場合、その日の点数一覧がウェブサイトのマイページに表示されます。それで点数、順位を確認するという方法のようです。

そのほか

他にも、審査員の名前は当日掲示されている紙の内容をスクリーンショットするなどしか方法はありません(講評へのお名前の記載はないです)。

色々と独特な雰囲気を感じることになった大会でした。

 

今後、参加を考えている方へのご参考になれば幸いです。