Yuki's Enchanted Journey

人生色々、今に感謝してピアノを弾きます

Golden Classical Music Awardsに参加してみた🌻🎶(2025)

最近の出来事

本格的に蝉の声が聞こえるようになってきて、いよいよ夏本番ですね!夏祭りも開催されていたり、本当に夏を満喫できる季節になってきました✨一方で、非常に暑い季節にもなります。長時間外に出る時は、日焼け止め必須ですね。あとは、やっぱりできるだけ水分もとって、涼しくして過ごすことができれば....と思っています。

私が幼かった頃はもう少し涼しかったような気もするのですが.....🎆🍵

🎹Golden Classical Music Awards@オンライン

先日、Golden Classical Music Awardsという海外のコンクールに応募してみました。
なんと、受賞者はニューヨークのカーネギーホールで演奏できるという、まさに夢のような機会のある国際コンクールです。

www.goldenclassicalmusicawards.com

実は、ここ最近、国内だけでなく海外のコンクールにも挑戦してみたいなと思っていたところでした。その条件の一つが、現地で演奏できるチャンスがあるかどうかという点。今回のこのコンクールも、まさにその条件にぴったりだと思い、応募を決めました。

🏛 Golden Classical Music Awardsとは?

このコンクールは、ヨーロッパを拠点とする「Grand Prize Virtuoso」というコンクールと提携しており、目的は「個性あるアーティストを発掘し、国際的なキャリアを後押しすること」。年齢や国籍を問わず、弦楽器・ピアノ・管楽器・声楽・室内楽など様々な分野での応募が可能です。

審査はすべて、音源または映像のオンライン提出によって行われます。そして入賞者は、12月にニューヨークのカーネギーホール(Weill Recital Hall)で開催されるガラコンサートに招待されるんです。

🎥応募から結果までのこと

演奏時間は年齢別に制限ありで、私が応募した"Senior部門"(19歳以上)では最大10分までの録音映像が提出可能でした。
応募曲は、これまで少しずつ練ってきた曲の中から選びました。録音は、以前に行ったものを使ったので、応募自体はスムーズに完了。オンライン提出ということもあり、エントリーのハードルが低いのも、このコンクールの魅力のひとつです。(ほんとうに、リンクをぺっと貼るだけで提出完了!)

そして1ヶ月くらいしてから、Gmailを確認していたところ……なんと、「プロモーション」フォルダに結果のメールが届いていて、うっかり見落とすところでした😅中を開いてみると、ありがたいことに1位での受賞とのこと。ただ、過去の入賞者一覧などを見る限り、おそらく多数の受賞者がいらっしゃるのだと思います。
カーネギーホールという大舞台で全員が演奏するためには、それなりの人数が必要でしょうしね。。。事務局の方大変そう......。

🎼カーネギーホール、演奏できる…?

受賞通知の中に、12月のガラコンサート案内がありました。複数日から希望日を選べるようになっていたのですが、メールを確認したタイミングでは、月曜・木曜・金曜の枠がすでに満席になっていました。仕事の都合もあるので、できれば金曜か土曜がよかったのですが…これはちょっと残念でした。しかも、メールがプロモーションフォルダに入っていたせいで、気づいたのが遅れてしまったという失敗も。。

そして、やはり気になるのが参加費……。49USD(約7万円)とのことで、正直、数分の演奏時間を考えると悩ましい金額です。もし金曜枠が空いていたら前向きに検討していたと思いますが、今回は見送りになるかもしれません。やっぱり、ホールでの演奏は「タイミングと勢い」ですね。

🌍音楽で広がる世界

昨年から少しずつ海外のコンクールにも挑戦し始めて、改めて思うのは、「現地で演奏できること」の価値が本当に大きいということです。

例えば、香港ではエネルギッシュで個性的な演奏が印象的でしたし、ベトナムハノイでは、伝統や格式を重んじる雰囲気が漂っていて、それぞれの文化のなかで、「音楽の受け止められ方」も全然違うのだなと実感しました。そんな中で、言葉が通じなくても、音楽を通じて気持ちや感情が届いていく瞬間があって、音楽って本当におもしろいなと思います。

☀️さいごに

今回もですが、こうしてコンクールに応募できているのは、いつも応援してくださる読者の皆さまや、支えてくださる方々のおかげです。

本当に、ありがとうございます。

まだまだ、クラコンなど今後の挑戦も続きますが、暑さに負けず、チョコでも食べて(!?)元気にがんばっていきたいと思います🍫

 

暑い夏、水分補給と冷房を忘れずに、どうかご自愛ください🍧

 

 

 

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ピティナ予選 2会場参加レポート:ちいさな舞台、大きな学び(2025)

最近の出来事

本当に夏真っ盛りとなりました。時々蝉の声も聞こえてきたりして、毎日夏を感じるこのごろ。日中に外に出ると、独特のムーンとした雰囲気があり、呼吸すらしずらいです。。。でも、こういう暑さがあるからこそ、楽しみのアイスクリーム(食べ物 笑)や花火などの風物詩も意味をなすんですよね、なんだか素敵なことです🎆🍨

🎼ピティナ・ピアノコンペティション予選に挑戦するということ

今日は、先日参加させていただいた、ピティナ・ピアノコンペティションについて、学びがとても多く、触れさせていただくことにしました。
幼い頃から何度も出場してきたピティナ・ピアノコンペティション。大人になってからも「また挑戦してみたいな」と思う気持ちがずっとあり、数年前からグランミューズ部門に少しずつ参加するようになりました。

この部門は、年齢や職業を超えて、音楽を大切にしている方々が集まる場所だと思います。毎回、本当に学びが多くて、今回も2会場で予選を受けてきました。

ちなみに、ピティナ・ピアノコンペティションについては、以下の記載がありました。すでに知名度は高いですが、改めて、たくさんのピアニストを輩出されて、本当に魅力的なコンクールだと思います。

1977年より続くピティナ・ピアノコンペティションは、全国200ヶ所以上の予選に多くの 学習者が参加する、日本最大規模のピアノコンクールです。すべてのピアノ学習者が、それぞれの学習段階とニーズに応じて、広く、深く音楽を学ぶ機会を提供しています。

compe.piano.or.jp

🙃1日目と2日目、会場で感じた違い

1日目の会場は、やや小さめのホール。音がすぐに壁に吸い込まれてしまうような感覚があり、自分の音がどのくらい届いているのか分からず、少し戸惑いながらの演奏でした。演奏後は「うまくいかなかったかも…」という印象が残っていたのですが、結果はなんと通過。通過点が8.5以上と高かった中での合格は、ちょっと意外で、正直驚きでした。

2日目は、1日目よりも広いホールで、音の響きも自然。ミスタッチはあったものの、自分としては前日より手応えのある演奏だったように感じました。…ですが、こちらでは奨励賞止まり。通過点が8.2前後で、手応えもあったため、「あれ?」という気持ちになりました。

同じ曲でも、会場や空気感によって感じ方も評価も違ってくるんだなあと、身をもって実感した2日間でした。。。

🫦緊張、不安はあるけど、音楽と向き合いたい

1日目はとにかく緊張していました。本番の前に人前で演奏したのは1ヶ月前のステップだけで、本格的に取り組み始めたのも3月頃だったので、「間に合うかな、大丈夫かな」という気持ちがずっとありました。

控え室では、皆さんが楽譜や文献のような資料を読み込んでいて、空気も張り詰めていて…ますます緊張感が高まりました。でも、いざ演奏が始まると、他の方の音楽がとても豊かで、静かな熱が伝わってくるような演奏ばかり。「誰が通っても、誰が落ちてもおかしくないな」と思えるような、そんな舞台でした。そんな中で、自分ができることは、やはり作曲者を大切にして弾くこと。終わった後は、音楽の余韻が体に残るような感覚で、帰り道でもずっと頭の中で曲が流れていました。

2日目は、少し疲れがあったかもしれません。本番が2日連続というのはやっぱり身体にも影響があったのか、ニュアンスが出づらいなと感じる場面もありました。ライティングの影響か、会場の空気のせいか…どこか聴いている方との「気持ちのつながり」がうまく作れなかったような感覚もありました。自分の中では熱を込めて弾いていたつもりなのに、どこか伝わっていない感じがして、「自分よがりの演奏になっていたのかも」と、あとから反省もしました。

💍グランミューズの方に感じたこと

今回2会場で予選に出てみて、「評価されること」と「自分で納得できる演奏ができたか」は、必ずしも一致しないんだなということも学びました。ピアノと日常の両立はやっぱり簡単ではないし、いつも悩みながら続けています。

でも、他の参加者の皆さんの演奏を聴いていると、「私もがんばろう」と自然と思える瞬間が何度もありました。特に印象に残ったのは、バッハを選んで演奏された方。この緊張感のある場でバッハを弾く、その覚悟と表現力にとても感動しました。

グランミューズ部門は、本当に多様な人たちが集まる場。でもみなさん、音楽と真剣に向き合っていて、年齢も肩書きも関係なく、音楽のなかで「対等」でいられるような、不思議な空気があります。

今回の予選も、演奏だけでなく、音楽に対する姿勢や、他の方からの刺激など、たくさんのことを受け取りました。またひとつ、音楽との関係が深まったような気がしました。

 

出会いに感謝です.....💕

暑さが続くこの頃ですが、どうかしっかり水分補給をされてお過ごしください🫧

 

 

 

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スペシャルヴェニュ国際音楽コンクールに参加してみた🌼🎶(2025)

最近の出来事

本当に最近は暑すぎます。。。外に出ても良いと思えるのは、朝か夕方以降だけ....。それ以外は日傘をさして、水を持って。

できる限り家にいるのが安全なような気もするこの頃です。何か気をつけていらっしゃることがあれば、教えてほしいです、本当に干からびてしまいそう.....。

そんな中、元気に健気に咲いている紫陽花を見つけました。頑張ってるなぁと思いながら、私もちょっとでも前に進みたいです。

カラフル!
🎹スペシャルヴェニュ国際音楽コンクール@オンライン

 今日は、最近参加した「スペシャルヴェニュ国際音楽コンクール」について書いてみたいと思います📝このコンクールは、ハーバード大学カーネギーホールなど、名門ホールで演奏する機会があることで注目されています。

specialvenue.org

なぜ参加しようと思ったのかというと、最大の魅力は、短期間で世界を体験できる点、そして自由曲での応募が可能なことでした。特にこのコンクールでは、自分で選んだ1曲をしっかり弾き込んで応募できるため、曲に対する理解や表現を深めた上で臨むことができます。

そして、サイトに「一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)」の協力団体としての記載もあり、信頼性の面でも安心感がありました。

🎥 参加方式が気軽!

参加方法もとてもシンプルで、7分以内の動画を1本提出するだけ。課題曲の指定もなく、録音ではなく「演奏」の動画というのも安心材料でした。クラシックだけでなく、多楽器にも対応しており、幅広い層の方がチャレンジできるのもこのコンクールの特徴です。実は私も、今回は昨年撮影した演奏動画を使用しました。準備の負担が少なかったこともあり、思い切って応募できたのは大きかったです。ただし、参加費は200ドルと、やや高めです。動画1本とはいえ、海外向けのエントリーであることを考えると、納得感はあるものの、やはりそれなりの投資にはなりますね....💸

🏅結果

今回、動画審査で1位をいただくことができました✨実際には、多くの方が受賞されているようで、公式サイトにも以下のような趣旨が明記されています。

演奏技能・表現力の高さは重視しますが、様々な国の教育環境・国際情勢などにも配慮して推薦を与えます。
できる限り多くの方に、国際的な舞台で演奏の機会を提供することを目的としています。

参照:FAQページ

つまり、単なる順位や競争というよりも、世界に一歩踏み出す場を提供するという目的が強い印象です。HISさんと協力されていることからも、国際交流や文化体験を重視しているコンクールなのだと感じました。

💭実際に参加して感じたこと

正直に言えば、「どの程度の人数が受賞しているのか」など、透明性の部分でやや不明瞭な点もありました。また、入賞者コンサートに参加する場合は、1会場あたり500ドル(内訳:演奏料350ドル+写真撮影料150ドル)が必要で、渡航費も自己負担とのこと。

実は当初、現地での演奏にも心が惹かれていて、せっかくならハーバード大学カーネギーホールのような場所で弾けたら…と、現地参加を前向きに考えていました。ただ、結果として動画審査で入賞をいただいたあと、現地演奏には別途500ドルが必要だと知り、正直そこで初めて「こんなに費用がかかるんだ…!」と現実を実感しました。

渡航費も自己負担とのことで、今回は残念ながら見送ることにしました。とはいえ、その過程も含めて良い経験だったと思いますし、また機会があればいつか挑戦してみたいな…という気持ちも少し残っています🎹✈️

ただ、「世界の名門ホールで演奏してみたい」「記念として写真や動画を残したい」という方にとっては、十分魅力的な選択肢だと思います📸🎼

✨どんな人におすすめ?

このコンクールは、「実力を正確に知りたい」「順位を競いたい」というタイプの方よりは、「夢だった場所で演奏してみたい」「気軽に国際舞台を体験してみたい」という方に向いていると感じました。特に、社会人になってからピアノを再開した方や、音楽を生活の一部として大切にしている方にとって、「世界で一曲届ける」という体験は、思っている以上に深く心に残るものになるかもしれません。
🌍参加方法の詳細はこちら
スペシャルヴェニュ国際音楽コンクール公式サイト

 

お忙しいところ、お目通しいただき、ありがとうございました🙇🏻‍♀️🍵

暑さが増していますので、どうかご自愛ください💞

 

 

 

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下田に行ってきました🎐🪴

最近の出来事

最近、本当に暑くて…少し外に出たらもうヘロヘロ。。。これは体力がないからなのか、それとも本当に暑いからなのか。。。。

外に出るのが億劫で、部屋で過ごすことが多いこの頃です😭😓

何かされている暑さ対策はありますか?

8月は色々とイベントがある一方、暑さが思いやられます😵‍💫

🌿音楽祭に参加してみた

週末、ある音楽祭への出演のため、人生で初めて訪れる海辺の町に足を運びました。とはいえ、自分でお金を払うスタイルです😌😀

今回は四国に住む両親も同行したいとのことで、数カ月前からホテルや移動の手配を自分で整え、仕事とコンクール準備の合間を縫って少しずつ計画を進めてきました。正直大変でしたが、その奔走もまた旅の一部🌈

そう感じられるほど、充実した時間になりました。

🏨下田東急ホテルでの滞在

宿泊先は、海を望むリゾートホテルを選びました。ロビーの大きな窓から見下ろす水平線は、到着早々に心をほどいてくれました。プールも開放的で、潮風を感じながら泳げる贅沢さがあります🫧(が、泳がず眺めるだけ笑🧡)。

お部屋も明るく、とても開放感があり、海を眺めるだけで時がゆっくり流れる感じでした💖

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……とはいえ、予約まわりでは少し困りごとも。途中で人数変更が必要になったものの予約サイト側でうまく反映されず、1泊分が実際より高額に🥲また、初日は3人分のアメニティが整っていたのに、2日目はなぜか1人分しか用意されていませんでした。「おもてなしって何だろう」と感じた一幕です👀😌

それでも、スタッフの方の穏やかな対応や、朝食に並ぶ地元の新鮮な魚は旅情をぐっと深めてくれました。こうした出会いがあるからこそ、たまに旅すると充実の気分を味わえます。。🌟

🎹 ライジング アーティスト コンサートでの演奏と舞台裏@下田市民文化会館

今回のイベントは、良い点も本当にたくさんありました。まず、大会議室を控え室として用意してくださっていたのですが、とても静かで落ち着いた空間で、出番前の集中にもぴったりでした。また、更衣室についても女性用・男性用と分けられており、さらに中にはパーテーションも設けられていて、配慮が行き届いているなと感じました。

スタッフの皆さんのあたたかな対応にも助けられました。受付の方も感じが良く、写真をお願いすると快く撮ってくださったり、「荷物をお持ちしましょうか?」と声をかけてくださったりと、おもてなしの心が伝わってきました。準備を丁寧に重ねてこられたことがうかがえ、心から「人が素晴らしい大会だな」と思えたひとときでした。

会場は、小学校跡地に建てられた下田市民文化会館。この日は小さなお子さんの出演も多く、ご家族でステージに立つ姿も見られました👯親子の共演にほっこりしつつ、自分も背筋を伸ばしてピアノの前へ。

ただ、運営面ではいくつか戸惑うこともありました。

1. 出演順・曲目が“探さないと分からない”

そもそも、このプログラム自体は「ライジングアーティストコンサート」として、何時から何時までといった全体スケジュールは記載されていましたが、誰が何時に出演するのか、何を演奏するのかという詳細なプログラムは、チラシに記載されたURLを読み込んで確認する形式でした。

そのQRコードを読み取ると、下田文化会館のイベント情報ページへ飛びますが、そこからさらに複数のリンクを辿らないと詳細なプログラムにはたどり着けません。実際に私も読み込んでみましたが、直感的にわかりやすい導線とは言い難く、現地の通信環境も含めて、多くの観客にとっては確認が難しいのではと感じました。

そのため、観客席から見ていると「今誰が演奏しているのか」「どんな作品が演奏されているのか」が分からないまま進行していく状況が続いていました。演奏を楽しみに来てくださっている方々のことを思うと、もう少し視覚的にも分かりやすい形でプログラムが共有されていると、とても良いのではないかと思いました😀

2. 舞台袖での急な呼び出し

私は「20分ほど前に舞台袖に来てください」とだけ言われていたので指示通り向かったのですが、到着するや否や「あとお一人終わったら次です」と告げられ、内心かなり慌ただしく準備を切り替えました。こうした進行は出演者・運営双方が慣れていれば成り立つのでしょうが、来年以降はもう少し共有があっても嬉しいかもしれません😅

3. 袖の話し声が舞台に届く

演奏中、舞台裏の話し声が聞こえる瞬間がありました。本人たちは小声のつもりでも、静かな場では意外と響くもの。「音楽に集中できる空間づくり」という観点で、ほんの少しだけ気を配ってもらえたら、聴く側も弾く側ももっと心地よく過ごせるかも…?でもこれはしょうがないかなと思っている部分もあります。業務の一環ですしね…🙂‍↕️

🌴 知らなかった土地との縁

今回の訪問がなければ、おそらくこの町を知ることもなかったです。海岸沿いを両親と散策したり、忘れがたい思い出になりました。

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地元の鮮魚は驚くほど甘く、潮の香りとともに胃袋に染み込みます。「音楽が連れてきてくれた場所」を実感した瞬間でした。

🎼 音楽と旅がくれた気づき

旅や本番の最中には、どうしても小さな違和感や不便さも顔を出します。それでも終わってみれば、そのすべてが「音楽とは何か」「どんな場でどんな人に音を届けたいのか」を考えるヒントになっていました。

今まで直接の関わりがなかった方と、ホールで音と心を通わせる、そんな経験が、また次の一歩を後押ししてくれる気がします。

 

暑さが続くこの頃ですが、どうかお身体第一で、涼しくして、お過ごしください🎐🫧

 

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クラコンのレベルについて考える.....💝🙌

最近の出来事

6月も半ばを過ぎ、日差しがどんどん強くなってきました。。🌞
最近はとにかく暑くて、肌荒れもひどくなってきたので、今年こそちゃんと日傘を買いたいなと思っています⛱️
家までの帰り道、なんとなくバスに乗ると、車内がまさかの満員…!皆さん、きっと暑さを避けるために移動手段を変えているんですね。こういった変化にも、夏の始まりを実感しています☀️🌿
何か暑さ対策などされていたら、ぜひ教えていただきたいです、、6月ってこんなに暑かったですか.....🌇

☀️クラコンについて

そして、この時期から、さまざまなコンクールが、、、、始まります。。。。。「日本クラシック音楽コンクール」も例外ではないです(通称クラコン)。
実はここ数年、私もこのクラコンに挑戦していて、今年も予選に向けて準備を始めたところです。。。


以前より、「クラコンってどんな人が出てるんですか?」「レベルってどのくらいなんでしょうか?」といったご興味をいただくことがありました。
確かに、気になりますよね……!
特に大人になってからピアノを再開された方や、日常の合間で練習している方にとっては、「どんな感じなんだろう...」と感じていらっしゃる方も多いと思います。私自身、一昨年に勧められるまでその存在を恥ずかしながら知らず、出場して初めてその奥深さを知り、今年でようやく3回目となります🥰☺️

そこで今回は、これまで2年間参加した実体験をふまえて、クラコンの流れや、私なりに感じたレベル感、そして雰囲気などをお伝えできたらと思っています🎹💭

🧐クラコンとは?出場の流れと雰囲気

日本クラシック音楽コンクールは、一般社団法人 日本クラシック音楽協会が企画する音楽コンクールで、1991年に第1回大会が開催されて以来毎年開催されている歴史を感じるコンクールです📚(私が生まれる前から…!)
公式ウェブサイトには、趣旨などが見当たらなかったのですが、音楽コンクールガイドによれば以下のようです📝

課題曲を設定している音楽コンクールが多い中、予選・本選・全国大会全てにおいて自由曲で参加できます。

ピアノ、各種弦楽器、各種管楽器、打楽器、声楽、ハープなど部門が多く、それぞれ年齢に応じた部が設けられています。

全ての部門でグランプリ、第1位から第3位の受賞者は入賞者披露演奏会に出演でき、さらに該当者はクラコン記念オーケストラ(コンクール入賞者による編成)との共演も可能です。

「予選 → 本選 → 全国大会」と3段階に分かれており、それぞれが独立した審査会のようなかたちで進んでいきます。出場者の年齢層は本当に幅広く、小学生から社会人・シニアの方までいらっしゃいます。演奏スタイルも多種多様で、課題曲のあるピティナやショパコンとはまた違った「自分の選んだ自由曲で勝負する」タイプのコンクールです💞
特徴的だなと思うのは、毎回男女別に別れていること!最初に参加した時はかなり驚いたのですが、男性と女性でそれぞれ分かれたグループなんです。確かに、体格も男性と女性では違う傾向にありますし、理解はできるのですが.....。とっても興味深いです🪆

また、どのステージも「録音審査ではなく、生演奏」なのも特徴で、ピアノの種類や響き、ホールの音響との相性なども結果に影響するように感じました🗝️

ちなみにこちらが公式のサイトです↓

www.kurakon.net

🪄レベル感は?

個人的な印象ではありますが、各ステージでの難易度は以下のように感じました。

▷ 予選:
基礎がしっかりしていれば、充分に通過できるという声もあります。ただ、実際に参加してみると、皆さん上手かも…!と思ったのが正直なところです。とくに社会人で出場されている方々は、限られた時間の中で曲を深めてこられている印象が強く、音楽に対する集中力がすごいなあと感じました。

▷ 本選:
ここからは「技術+表現」の両方が求められる雰囲気になります。単に正確に弾けるだけではなく(正確さがどれだけ重要か...ということや、何を正確とするかという話もありますが...)、どれだけ「伝わる演奏」ができているかが問われるようなステージで、自分の音楽を持っている方が評価されている印象でした。

▷ 全国大会:
全国大会のレベルは、ピティナの本選、もしくはそれ以上水準に感じました。実際に聴いてみると、皆さん本当にお上手(という想いを込めて弾いているのが側から分かる...)ですが、本当に入賞者はごくわずかで、それ以外の方も非常にレベルが高く、僅差で選ばれているのだろうなと感じました。
逆に言うと、全国まで進んだ時点で、すでに「どんぐりの背比べ」状態で、そこからさらに何を乗せられるか……という領域のようにも感じたことでした。

😉過去の参加記事(よろしければ)

【2024】横浜みなとみらいホール 予選レポート 🎹

ukiyukirak.hatenadiary.jp

 

【2024】スクエア荏原平塚ホール 本選レポート 🎹

yukiyukirak.hatenadiary.jp

 

【2024】横浜みなとみらいホール 全国大会レポート 🎹

yukiyukirak.hatenadiary.jp

 

【2023】横浜みなとみらいホール レポート 🎹
まとめて1回ですみません....

yukiyukirak.hatenadiary.jp

 

この記事がコンクールへの挑戦を考えている方の参考になりましたら、大変嬉しいです...!🌙✨✨

 

暑さが増しているこの頃ですが、どうか美味しいものを食べて体力をつけて、お過ごしください....🍆🫑🌻🥰✨

 

 

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アジアピアノコンペティション:予選に参加した(2025)☘️🎵

最近の出来事

だんだんと暑くなってきましたね。。。最近は、少し外に出ただけで汗だくになって、本当に。。。。暑いです。。。。💧🏜️

こんな時、皆さんの元気出す方法あるよってあったら、ぜひ教えていただきたいです....😌

最近の私のなぐさめは、TAZO TEAを飲むこと....!!このお茶のブランド、シアトル留学中にスターバックスに行って商品が置いてあったので初めて知ったのですが、とっても美味しいんです。なんというか、本当にお茶の味がしっかりありつつも、個性が感じられるというか。。。あと、パッケージに色々とメッセージが書かれていて、励まされることもあります🍵🫖

jp.iherb.com

 

ぜひ、上のiherbからも注文できますので、試しに飲んでみてください!緑茶系のフレーバーもありますよ!

🎹アジアピアコンペティションの予選@オンライン

少し前になりますが、アジアピアコンペティションの予選に参加しました。
このコンクールは、アジア地域の音楽家たちが協力し、クラシック音楽への理解と交流を深めながら、アジア全体の音楽文化の発展に寄与することを目的として創設されたものです😀

公式情報はこちら▶ アジアピアノコンペティション 公式サイト

参加者としてだけでなく、クラシック音楽を学ぶ一人の音楽愛好家として、こうした国境を越えたつながりが音楽を通して築かれていくことに、ちょっと感動しました。

実は、私自身、今年2月に香港のピアノコンクールに現地で参加させていただいたのですが、本当に参加者同士のつながりがあり、地域を跨いで音楽という大きなつながりの中に生きていることに感動しました。

yukiyukirak.hatenadiary.jp

📅 エントリーから動画提出まで

今回の予選は動画審査形式で行われ、申込締切は4月30日(水)、動画の提出期限は5月18日(日)でした。オンライン予選ということで、提出までにはある程度の余裕がありましたが、実際は日々の仕事や練習、他のイベントとの兼ね合いもあり、正直、バタバタとした中での録画・提出となりました。選んだのは、ショパン《バラード第1番》。この曲は、実は昨年からじっくり取り組んできたレパートリーで、コンクールやステージでも何度も弾いてきた思い入れのある作品です。今現在練習しているレパートリーとは異なるものの、「今の自分として一番納得できる演奏を届けたい」と思い、これまで録った中で比較的良いと感じたテイクを選びました。

録画提出は、何度も録り直せる安心感がある一方で、「どの瞬間を選ぶか」「どこで手を止めるか」という葛藤も大きくて、その都度、頭を悩ませます😓そもそもそこまで何回も撮り直しをしている時間も確保できないので、どこかで妥協することになるのですが...🥹

📤 提出にも時間がかかりそう

提出時の流れならびに、ファイル名は、指定があるようです。

▶ 動画提出の流れ

  1. コンペティションへの参加申込を完了
  2. 参加番号が付与される(※ピティナ提携の場合は申込番号を使用)
  3. YouTubeに動画をアップロード(限定公開設定)
  4. 公式フォームから動画URLを提出

提出フォームとガイド▶︎ 動画提出方法

🎥 録画に関する注意点(抜粋)

  1. 演奏は通し録り必須(編集不可)
     ※複数曲の場合は曲ごとの録画→つなぎ合わせ可
  2. 音声へのエフェクトや合成NG
  3. 顔と鍵盤が1画面に収まるアングルで撮影すること
  4. 個人情報・背景物の映り込みに注意
  5. 演奏以外(お辞儀など)含めないこと

🔖 YouTube設定のルール

  • タイトル: 2025予選:[参加番号](例:2025予選:A010)
  • 説明文: 空欄にすること
  • 公開設定: 限定公開(結果発表まで変更不可)
  • 個人情報(氏名等)を記載しないこと

色々と諸注意がありますので、確認をしたうえでのアップロードになりそうです😄

🌐 結果発表と講評について

結果は、6月15日(日)に公式サイト上で発表されました。
事務局からは事前にリマインドメールも届き、落ち着いた気持ちで当日を迎えられたのが良かったです☺️(リマインドがないと、うっかり忘れてしまうことがあるので...)

そして数日後には、審査員講評がPDF形式で届きました。コメントは、匿名性(一番下に審査員の方のお名前が記載されていますが、誰がどの点数&講評したかは分からない)になっています。あとは、講評はおそらく選択式なんじゃないかと思います。というのも、項目立てられたような感じの講評(「リズムが感じられた」等)が複数入っていて、複数人の審査員で同じコメントが見られたからです😀

しかし、審査員同士で真逆のコメントをいただいているものも。。。。こういうのがショパンの難しいところなのかもしれないなと改めて思いました。。。

💭 今回を振り返って

今回の録画提出を通じて改めて感じたのは、「本番」というものが、必ずしもステージ上に限られないということ。録音・録画という形でも、自分と向き合い、限られた環境の中でできることを尽くすことが大事になるのかなと思います。
その過程で、曲への理解も、自分の癖も、音の深さも、少しずつ見えてくるような気がします。そしてやっぱり、「録画だからこそ、どこで踏みとどまるか」を問われる分、判断力も、集中力も、自分自身の責任のもとに決まっていくのは、難しいです....その緊張感が、今回のコンクールで得た一番の学びだったかもしれません。

🎓アジアピアコンペティション概要(補足情報)

今回参加したアジアピアコンペティションは、年齢別に6つのカテゴリーに分かれており、私は年齢制限なしの「Category F」で参加しました。

  • 🔢 カテゴリー(年齢区分)
    カテゴリー    対象年齢(出生年)
    Category A    2017年4月2日以降に出生した者
    Category B    2015年4月2日以降に出生した者
    Category C    2013年4月2日以降に出生した者
    Category D    2010年4月2日以降に出生した者
    Category E    2007年4月2日以降に出生した者
    Category F    年齢制限なし(大人も含む)← 私はこちらで参加しました。
  • 🎼 課題曲・演奏条件
    予選・本選とも自由曲(クラシック音楽に限る)
    暗譜が必須
    時間内であれば複数曲も可

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☘️
暑くなりましたが、水分補給して、お体を大切にされてください🎐🍵

 

 

 

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たまには真面目な話も:プロコフィエフについて🎹💐

最近の出来事

だんだん雨の日が多くなってきましたね🐸🌧️こんな季節に備えて、今年はレインブーツを用意してみました(これまで自分のお気に入りを持ってなかった....ので、可愛いレインブーツを履いている人を見てはいいなぁと思ってました笑)

あいかわらず、色々とバタバタしてしまっている最近ではありますが、この季節は本当に皆さんお忙しいのではないかと思います。ピアノをされている方はもちろんですし、そうでなくとも、季節の変わり目でもあり、祝日も少ないので....。

どうか、体調を崩されませんよう、まずは栄養を補給して🌈乗り切って行きましょう....😌

💐たまには真面目にプロコフィエフを....を....

3月くらいから練習しているプロコフィエフの、実は私は今回が人生で初めてのロシア物になりまして、大きな衝撃を受けているところです。

下のブログでも書かせていただいたのですが、とにかく、激しいというか、ロシア!っていう感じが滲み出てきます。。。(それを説明できるだけの言葉をまだ持っていないのが悔しいところ....)

yukiyukirak.hatenadiary.jp

今回、挑戦しているのがピアノ・ソナタ1番なのですが、なんとまぁこれを10代で作曲しているというのが本当に信じられません!凄いなぁと改めて思わされるところ。。。とはいえ、何か汲み取れるところがあれば汲み取って、しっかりと演奏に反映できたらいいなぁと思った。。。。のですが、そうはいかないのがピアノの難しいところです🥹

ピアノ・ソナタ1番はこちら↓

youtu.be

📙本を読んでみる

とりあえずと思い、本を1つ読んでみました。

www.ongakunotomo.co.jp

プロコフィエフの人生について色々と描かれていて、勉強になりましたが、特に気になったのは、最後の方に書かれているピアノ・ソナタ1番に関する記述。。。

作曲者の回想によれば、彼は改稿に際してあえて自分の昔の様式を保ち、また、第二、三楽章の改稿は困難が予想されたため、スクリャービンの《第四番》を意識して単一楽章とした。

改稿時にはメトネルの《おとぎ話》を練習しており、その影響もあっただろう。ストラヴィンスキーの《ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調》との類似も指摘されている。

確かに、一度16歳で作曲していて、もう一度、それを数年後に改稿されたとありますが(ということはそれでも18歳とか19歳ってこと...?!)、やはり凄いです。

そして、スクリャービンの《第四番》と確かに少し似ている。。ような気も。。。?

youtu.be

それよりも、似ている!と思ったのはメトネルの《おとぎ話》.....

youtu.be

これを聞くと、あ、今プロコフィエフソナタ1番のこの辺りなのかなとか思ってしまうくらい似てる.....。

ストラヴィンスキーの《ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調》も、確かに似ている部分あるかも.....。でも、私は全然気になりませんでした。

youtu.be

 

う〜ん、私が思うのは、やっぱり10代でこれだけのものを書く才能があったというところにこそ焦点を当てたい!影響はあったかもしれないですが、それでもこんな曲を10代で書けるところ、やはり尊敬します!

🎹とはいえ悩みは多く

背景がわかったとしても、どのように構造がなっているのかなどなど、これからやらなければならないことは山積みです。。。📚そもそも、10代で作曲されていたということは、やはり10代の気持ちになって弾いた方がいいのか、それとも後半の人生なども考慮したうえで弾いた方がいいのかなど、本当に悩み始めると尽きないです。。。

でも、一番には丁寧に楽譜と向き合うことを大切にしていきたいと思います。。。

 

だんだんと暑くなってきましたので、どうか体調一番でお過ごしください🌱🎐

 

 

 

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