Yuki's Enchanted Journey

人生色々、今に感謝してピアノを弾きます

忙しい日々のピアノ練習と、小指から学んだこと 🌙🎶

最近の出来事

少しずつ過ごしやすくなってきた最近。とはいえ、朝晩は気温が下がっても日中はまだまだ暑いですね!先日ピアノのレッスンに横浜に行ったのですが、ツクツクボウシが鳴いていて、あぁ夏もとうとう終わりだなぁと感じました。とはいえ、職場では「早く冬にならないかな」という会話も出ており、皆さん感じるところは色々といった感じでしょうか。。。。🍁🌿☃️

疲れた日のピアノとの付き合い方と、小指の課題について 🎶

今日は特別な大きな出来事があったわけではないけれど、日々の練習の中で感じたことを書いてみます。テーマは「疲れた日のピアノとの付き合い方」と「レッスンで気づいた指や体の使い方」についてです。どちらも今の自分にとって大切な課題であり、きっと共感していただける部分もあるのではないかと思います🌱

🎹 疲れた日のピアノとの付き合い方

仕事が非常に忙しい時期、朝から晩までPCに張り付いていると気力も体力も消耗します💻💦 そんな状態でピアノに向かうのは正直大変。でもそれでも「少しでも触れる」ようにしています。

もちろん、深い練習にはならないことも多いです。単なる指の運動で終わることもあります。それでも「続ける」ことに意味があると思っています。1日触らないと2日分後退するような気がするので、5分でも鍵盤に触れることを習慣にしています。

一方で、短時間に切り替えたり、思い切って休む勇気も必要です。眠くて頭に入ってこないときは潔く寝る😴 それも次の日につながる大事な選択。

🔑 疲れた日の工夫

私の場合は「ここまで」と決めて、それ以上は無理に練習しないようにしています。無理して弾いてしまうと、翌日の仕事に響いてしまうからです。例えば、夜中までダラダラと譜読みをしてしまった翌日は集中が続かず、仕事でも凡ミスをしてしまったことがありました。その経験から「切り上げる勇気」も大事だと学びました。練習は長さよりも質、そう思うようになってから少し気持ちが楽になりました。

✨ 弾くことで癒される瞬間

昔はピアノに触れるだけで癒されていました。でも今は「届ける」ことを意識しているので、課題の方が目につきやすいです。楽譜を読み、構造を理解し、なぜその音符がそこにあるのかを考える。これは時間がかかる作業で、仕事のスピード感とは真逆⏳

だからこそ「言葉にできないものを探す時間」がピアノなのかもしれません。疲れているからこそ、その時間に救われている部分もある気がします。

🍫 本当の癒しは…

正直に言えば、最近の“癒し”はチョコを食べる瞬間かもしれません(笑)🍫💕 レッスンの帰りにリンツのリンドールを1粒だけ食べる、そんな小さなご褒美が明日への活力になっています。あとは好きな料理をしっかり食べること。疲れているときこそ、栄養や「おいしい」という感覚が心と体を回復させてくれるように感じます。音楽で癒される時間は、いまは作る側・出す側だからこそ少ないのかもしれませんね。だからこそ「味覚の癒し」でバランスをとっているのかもしれません🍵

🎼 レッスンでの気づき:小指と体の使い方

最近のレッスンでは、右手の小指が弱いと指摘されました。特にプロコフィエフソナタ第1番では内声に埋もれてしまうことがあり、小指をどう響かせるかが課題です。

先生からは「あなた、小指が弱いわね…。プロコフィエフを弾くときに、右の小指が裏返った音になってるわよ」と。さらに「ひょっとして、小指が弱いのを隠すために、わざと裏返らせて変に聞こえないようにしてる?」とも言われました。まさにその通りで、図星をさされてしまい…💦 弱点をごまかそうとするクセに、自分でも気づかされました。

でも同時に、課題がはっきりしたことは前向きな一歩。どう改善していくかを考えればいいのです。小指は孤立させて鍛えるよりも、肘や体全体で支えながら響かせる意識が必要だと感じています。

💪 肩や体の使い方の変化

小指は力で押さえようとすると肩や腕が固まってしまいます。だからこそ肘や体をうまく使うことが大切。背中の広がりや呼吸、腕の重さを意識して練習しています。

昔は力任せで、ほとんど腕からしか音を出していませんでした。でもプロコフィエフという作曲家に取り組むうちに、背中を使わざるを得なくなりました。考えてみると、プロコフィエフ自身はものすごい体力の持ち主だったのでは…?と感じます。演奏するだけで体力勝負になるのですから、本当にすごい作曲家です。

また、最近お肉やタンパク質をあまり摂っていなかったとき、なぜか演奏が重たく感じたことがありました。筋肉や体調と演奏の関係、意外と大きいのかもしれません🥩✨ バランスよく栄養をとることも含めて「練習」なのだと感じます。

基礎練習のハノンやスケールももちろん大事ですが、それ以上に「呼吸と一緒に弾く」「重さを鍵盤に伝える」ことを忘れないようにしています。疲れた日でも体の使い方を意識すると楽に弾ける瞬間があるから不思議です。

🌿 心身両面での付き合い方

結局のところ、「疲れた日の練習」も「小指の課題」も共通しています。無理に力で押さえつけるのではなく、全身で音楽に寄り添うこと。心と体を整えることが、いい演奏につながるのだと思います。ピアノは指先のスポーツではなく、全身で響きをつくる総合芸術なのだと改めて感じました。

🎵 まとめとこれから

今日は「疲れた日のピアノとの付き合い方」と「小指や肩・体の使い方」について書きました。どちらも日々避けて通れないテーマですが、一歩ずつ向き合っていけたらと思います。

次の本番までには、小指を含めた体の使い方やペダリングも、少しずつ気をつけていきたいです。特に弱点を隠すのではなく、真正面から向き合えるように練習を組み立てていきたい。そして、忙しい日でもピアノと向き合える小さな工夫を積み重ね、音楽を「生活の一部」として大切にしていきたいと思います🌟

みなさんは、疲れた日の練習や小指の弱さ、どのように克服していますか?
よろしければ、ぜひ教えていただけたら嬉しいです💌

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました🍀

 

 

 

 

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Pacific Stars International Piano Competitionに参加してみた(2025年)🎶🍁🍂

最近の出来事

少しずつではありますが、だんだんと秋の気配を感じられるようになってきた最近....。ようやく暑さもおさまってきて、過ごしやすい季節になって嬉しいですが、なんだか少し寂しいような気もします。そして、これから衣替えの季節ですね!

個人的には、冷蔵庫に残っているアイスクリームを食べないとなと思っていますが、もう秋になってアイスクリーム食べたい!という気分でもないため、いかにおいしく食べきろうかというところです.....🍨🧊(いつも食い意地が張っています....)

🌍Pacific Stars International Piano Competition@オンライン

今日は、先日参加させていただいたPacific Stars International Piano Competitionについて。たまたまウェブサイトを見かけたのが最初のきっかけでした。調べてみると、このコンクールは2022年にカリフォルニアで創設された国際ピアノコンクール。

営団体は米国の非営利団体(501(c)(3))で、さらにスタインウェイや音楽財団の後援もありました。しかも、国際的に権威あるAlink-ArgerichFoundation(AAF)にも掲載されていて、これは「信頼できるしっかりしたコンクールだな」という印象を受けました🌟

www.pacificstars.org

 

また、予選や本選を経るのではなく、動画提出だけの1ラウンド制。オンラインで応募できるのも魅力的でした。私はまずはアマチュア部門(参加費140ドル)で挑戦。課題は「15〜20分以内」。自由度が高い分、選曲の工夫が大事になります。

📩 応募の流れ

応募の流れはシンプルで、まず締切は8月10日21:00(PST)。オンラインのフォームに必要事項を入力し、参加費を支払います。アマチュア部門は140ドル、プロフェッショナル部門は160ドルでした。

提出する動画はYouTubeなどのプラットフォームにアップロードし、フォームにURLを貼り付ける形。音源や映像を直接送る必要はなく、シンプルで分かりやすい仕組みでした。

🎹 録音準備の裏話

今回の録音も、いつも利用しているピアノスタジオノアで行いました。以前は音声を別録りしてCDに焼き付けようとしてもうまくいかず、スタッフの方に手伝っていただいてもなぜか失敗することが多く…😅 最近は音響がそれなりに整ったスタジオを選ぶようにしています。

一番気をつけるのは携帯のバッテリー。1人で撮影するので、知らないうちに残量が減っていた…ということがしばしばありました。そのため、必ず充電器を持参するのがルーティーンになっています🔋✨

録音は舞台とは違って何度も撮り直せる分、どこで「これでいこう」と決めるかが難しいところ。結局は「自分が納得できるかどうか」が一番大事なのだと思います。

🌟 結果発表と喜び

ありがたいことに、今回アマチュア部門で入賞させていただくことができました🥹💐
もちろん審査員の好みや方針にもよると思いますが、世界中の参加者の中で評価をいただけたのは本当に光栄なことでした。

提出直前のドキドキ感はあまりなかったのですが、結果を知ったときはやっぱり嬉しかったです。演奏というのは誰かに評価されるものではなく、自分の中で完結する部分も大きいと思っています。でも、それでも国際的な環境で新しい機会をいただけたことは、音楽に向き合う気持ちを新たにしてくれました。

✨ 副賞や特典について

Pacific Starsの魅力のひとつは、副賞として世界的な舞台に立つチャンスが用意されていることです。今回いただいたのは、2026年のPiano Concerto Festival と Piano Island Festivalへの招待で、今年12月にはロサンゼルスでの演奏会に参加できるとのことでした。
平日の仕事との両立を考えると簡単ではないですが、アメリカの音楽シーンを直接感じられる機会なので、ぜひ参加してみたいと思っています🎹

💭 コンクール全体の印象

Alink-Argerich Foundationに登録されているという安心感は大きかったです。世界的に有名なショパン国際コンクールやエリザベートクライバーンなども掲載されている中で、Pacific Starsは新しいながらも影響力を持つ大会として存在感を感じました。今後さらに発展していく予感もあり、今回参加できて本当によかったなと思います。

🚀 今後につながる思い

今回の経験を通して、今後も挑戦を続けていきたいという思いが強まりました。最近はショパンについて学ぶ機会もあり、ペダリングやリズムの揺らし方の奥深さに触れることができました。ショパンは本当に難しい作曲家で、演奏するたびに「自分が試されている」ような感覚になります。それでも少しずつ、新しいレパートリーに挑戦していきたいです🎶

一方で、仕事との両立はやはり簡単ではありません。フルタイムで全く異なる分野の仕事をしながら切り替えるのは正直きついと感じることも多いです。でも、ここまで続けてこられたのは、ブログを読んでくださって応援してくださる方々のおかげでもあります。本当にありがたいなと思います🌸

🍀 おわりに

Pacific Starsは、オンラインを通じて世界とつながる素晴らしいコンクールでした。非営利団体としての透明性、後援団体の信頼性、そして国際的な場。どれを取っても参加する価値がある大会だったと感じています。

舞台での醍醐味と、オンラインの便利さ。両方を体験できたことは自分にとって大きな学びでした。これからも、自分の音楽を少しずつ育てながら、広がっていくご縁を大切にしていきたいと思います🎹✨

 

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
まだ暑さの残る毎日ですが、どうぞご自愛ください🎃🍁

 

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今日のイベントと秋に向けた音楽生活🎶🍂

最近の出来事

だいぶ暑さが和らいできたなと思います。とはいえ、この太陽のまぶしさももう少し感じていたいような。。。。過ごしやすい季節になったのはありがたいことですね🪴

私は食い意地が張っているのは相変わらずで、美味しそうなものを見つけては食べています😃

色々と美味しいものがたくさんの季節ですし、ぜひこの季節、楽しまれてください!🍇🍠🎀

🎹今日のイベントに向けて

今日は音楽関連のイベントに参加してきます。テーマは「ショパン演奏において何が美しいのか」という、とても興味深い内容です。そしてイベントは二日間にわたって行われ、プログラムにはディーナ・ヨッフェさんのリサイタルも含まれているとのこと。クラシックピアノに親しむ者として、こんな貴重な機会はめったにないと思います。

実は、もともとこのイベントのことを知っていたわけではなく、友人に「一緒に行かない?」と誘われて初めて知りました。普段からコンクールの準備や練習に追われていると、どうしても視野が狭くなってしまうのですが、こうして外からの誘いで新しい世界をのぞけるのは本当にありがたいことだと感じます。「こんな素敵なイベントがあるんだ」と思った瞬間に、心の中で少し背筋が伸びたような気がしました。

今日はどんな話が聞けるのか、どんな音が響くのか、今からワクワクしています💡🎶

🏆コンクールシーズンを終えて感じること

秋に入り、ようやくコンクールシーズンが落ち着きました。毎年この時期は「一息つける」貴重なタイミング。春から夏にかけては常に緊張感を持って過ごしているので、今こうして少し振り返る余裕が出てきました。

振り返ると、今年はこれまでになく負荷をかけた挑戦をしたと思います。今の先生に出会ってから、良い意味でも悪い意味でも自分の限界を引き延ばしていただきました。以前は1曲を仕上げるのに1〜2年かけるのが当たり前でしたが、今年は3月から本格的に始めたプロコフィエフを夏のピティナに持っていくという大きなチャレンジ。

プロコフィエフは私にとって初めてのロシア作曲家。最初は「どんな姿勢で臨めばいいのだろう」と戸惑うばかりでしたが、先生の指導の中で少しずつ旋律の意味や曲の世界を理解できるようになりました。2年前から先生に学んできた蓄積が、ようやく実を結び始めているのかもしれません。

さらに、複数のコンクールに出場することで得られるメリットも実感しました。舞台裏や演奏後にかけてもらう「よかった!」の一言。知らない方との小さな交流が、次の挑戦への励みになります。そして、ホールやピアノごとに音がまったく違うこと。もちろん「違いを理解すること」と「その場で修正すること」は別ですが、少しずつ響きを聴き分けて演奏中に調整できるようになってきた実感があります🎼🌿

⌛普段の生活と練習のバランス

日常では、仕事や家事と両立しながら練習を続けています。在宅勤務の日は朝や昼の隙間時間に少しピアノに触れることもありますし、集中したいときはスタジオを予約してしっかり時間を確保します。電子ピアノは自宅にあるものの、「ここぞ!」という場面ではスタジオのグランドピアノに向かうと気持ちが切り替わります。

最近の練習テーマは「効率的な暗譜」と「曲の世界観に入り込むこと」。ただ音を覚えるのではなく、フレーズの流れや和声の動きを意識しながら体に染み込ませていくことが課題です。忙しい毎日ですが、「ピアノの前に座ることだけが練習ではない」と思えるようになったのは、大きな変化かもしれません🎹💭

☕リフレッシュ方法について

練習や仕事で疲れたとき、私はとてもシンプルな方法でリフレッシュしています。それは「お菓子」と「映画」です。

特に最近ハマっているのはリンドールのチョコレート。丸い一粒を口に入れると、外側のチョコがとろけて中のクリームが広がる瞬間に、なんだかすべてが報われたような気持ちになります。ご褒美感があって、「今日も頑張ってよかった」と思わせてくれる存在です。映画も、同じ作品を何度も観ることが多く、安心感や原点回帰のような気持ちを与えてくれます。

とはいえ、仕事と練習と家事をすべてこなすのは簡単ではありません。疲れている時は「本当に今日やる必要がある?明日に回せない?」と自分に問いかけます。練習も量より質。必要に応じてスタジオを活用し、無理のないペースを心がけるようにしています🌸

🌟これからの展望と小さな予告

これからの秋は、新しい曲を集中して学ぶ時間にしたいと考えています。まだまだレパートリーが少ないので、広げながら深めていくことが課題。今後につながる基礎作りの時期と捉えています。

そして、詳しくはまだ書けませんが……近いうちに皆さんに嬉しいご報告ができそうです。発表のタイミングを私自身も楽しみにしながら、日々を過ごしています✨

💌ピアノとの付き合い方

ピアノとの付き合い方は人それぞれですが、私にとって大切なのは「ちょうど良い距離感」です。頑張りすぎて頭痛の種になってしまうのではなく、無理なく継続できる形で音楽と向き合うこと。その積み重ねが、きっと自分の音を育ててくれるのだと思います。

皆さんは疲れたとき、どんな風にリフレッシュしていますか?🍀
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。これからも一緒に音楽の時間を楽しんでいけたら嬉しいです🎶✨

 

 

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日本クラシック音楽コンクール:予選に参加してみた(2025)🎶🍑

最近の出来事

最近は少しだけ暑さが和らいでいるような気がしますが、まだまだ暑いですね......。これから秋になったら、美味しいものが沢山食べられる(?)ので嬉しいです......🍠🥕🧅🍇🍊

みなさんは秋の予定は何かありますか?🥰🥳

✨日本クラシック音楽コンクール予選@新宿

先日、日本クラシック音楽コンクールの一般女子の予選に参加してきました。
このコンクールは審査が夜の遅い時間に始まることが多く、今回も例に漏れず19時ごろからの審査となりました。出番が早ければ待ち時間が長くなりますし、遅ければ体力の調整が難しくなるので、このあたりは毎回工夫が必要だなと感じます。

ちなみに、詳細については過去の記事にもまとめているので、ご興味があればぜひご覧ください。
👉  2023年の記事 [まとめ]

👉  2024年の記事 [予選]

👉  2024年の記事 [本選]

👉  2025年の記事 [全国]

📖コンクールの特徴について

日本クラシック音楽コンクールは、私が今まで参加してきたコンクールとは少し違った特徴があります。特に印象的なのは、部門が女子と男子で分かれている点です。これは「体格などの違いを考慮して分けた方が公平になる」という話を耳にしたことがありますが、実際のところはどうなのか…少し気になっています。

また、講評についてもユニークで、今回は「レターパックでの郵送」を選択しました。届くのは2日ほど後とのことですが、客観的なご意見を改めてじっくり読み返せるのはありがたい仕組みだと思います。

🏛️会場と演奏直前の体験

今回の会場は200席ほどのこじんまりとしたホールで、私自身はとても弾きやすいサイズ感でした。響き方についてはホールそのものというよりはピアノの特性が大きく、鍵盤が非常に軽く音がよく飛ぶ一方、一部の鍵盤は音が鳴りにくいところもありました。

演奏直前はやはり緊張していました。今回は呼び出しがなく、休憩後の最初の順番だった私は、気づけば始まる3分前。慌てて舞台袖へ移動することになり、準備する間もなくすぐ演奏、という流れになりました😅

🎶自分の演奏と講評

演奏自体は、思ったより落ち着いて弾けたことが収穫でした。
ただ講評では「フォルテの質」や「流れが細切れになっている」というご指摘をいただきました。確かに細部に意識が向くと全体が分断されやすくなるので、今後は録音を通じて全体像を見直す必要があると感じています。

講評が届く前は少しドキドキしますが、審査員ごとに意見が異なるのは当然のことなので、過度に落ち込んだり舞い上がったりせず、フラットに受け止めたいと思います✨

⏳待ち時間と他の参加者からの学び

夜の出番に合わせて集中力を維持するのは難しく、前日からの過ごし方に工夫が必要でした。金曜日は出社に加え、コンサートにも行ったため予定が詰まっており、土曜日を休養に当てながらも練習とのバランスを取ることに苦労しました。

当日も待ち時間は長くなりましたが、その間に他の方の演奏を聴いたり、ホール全体の音響を観察できたのは貴重な学びでした。どの方も一所懸命に自分の音楽を表現されていて、その姿勢にとても励まされました🌸

🌟まとめと今後に向けて

今回の経験を通じて、遅い時間でも集中できる体力づくりや、全体を見渡した演奏作りの大切さを改めて実感しました。小さな課題や発見を積み重ねながら、自分の音楽をより良くしていきたいと思います。

次のコンクールも控えていますが、結果に一喜一憂するのではなく、学びを大切にして取り組んでいきたいです。これからも一歩ずつ、自分なりの音楽を深めていけたらと思います🎹✨

 

まだまだ残暑が厳しいですが、どうか労わってお過ごしください🙇🏻‍♀️

最後まで読んでくださって、ありがとうございました🍀

 

 

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ピティナ・ピアノコンペティション:本選に参加してみた(2025年)🎈🎹

最近の出来事

暑さも少しはマイルドになってきた....?と思いきや、やはり暑いですし、まだまだ秋には程遠いなぁと感じるこの頃です。とはいえ、朝は少しだけ(?)暑さが和らいでいるような気もする。。。

早く涼しくならないかなぁと思うこの頃ですが、たまに見ることができた浴衣姿の方をもう見かけることがないのかぁと思うと、なんだか寂しく感じることもあります。。。🥻

ピティナ・ピアノコンペティション本選を終えて

今日は、先日参加させていただいたピティナの本選について書こうと思います✨

compe.piano.or.jp

とてもレベルが高く、一人一人の演奏はまるでプロの演奏を聴いているかのようでした🎶 おそらく皆さん非常に勉強された上で臨まれているということと、そもそもミスをする人がいない(これは重要なことではないかもしれません。。。)ということと、それ以上に、自分の思いを表現しようという意欲が非常に強いと思いました💡

さらに、腕のみならず体全体を使って弾くということに徹している方が大部分で、音質も非常に高く、すでにプロの演奏会に参加しているような気分を味わうことになりました✨

そんな中で演奏できたことがとてもありがたく、結果何もいただく機会はなかったものの、皆さんの演奏を聴かせていただいたことが一番の収穫であり、また来年もぜひチャレンジしたいなと思いました🌈

🎹自分の演奏について

とにかく皆さんがとても上手で音質だけでなく、解釈もかなり深く掘り下げた上で臨まれているのだろうということ、あとは気迫がすごかったです🔥 このような中で演奏する機会に恵まれたということに感謝するとともに、非常に怖い気持ちになりとても緊張したということがありました😳

皆さんあまり表情には出されてなかったのですが、おそらく同じように緊張されていたと思いますし、そんな中で演奏する強靭な精神力であったり、B1クラスのレベルの高さに驚きました😲 音大卒業してない人たちだよね。。。。。という感じでした💦

舞台では、もちろん緊張しましたが、できる限り楽譜を意識した演奏ができるように、また自分の音を聴きながら演奏することができるように努力をしました🎼 ただ、緊張もあってなのかペダルが濁っているなという風に感じたのですが、途中で切り替えをしていけなかったことは後悔かなと思っています(実際にそのような内容は講評にも複数書かれていました)😥

これは終わった後に感じたことなのですが、少しずつ色々な舞台での経験を積ませていただくことで、だんだんと舞台によって変わってくる音質であったりというところについても学んでいることが多いように思っています🎹 本当に少しずつではありますが、余裕が持てるようになっているところは大きいなと感じています🌷

🙃弾きながら気づいたこと

特に弾きながら気づいたことというのは限られてはいますが、やはり以前よりもペダルの状況であったり、今の音はちゃんと出ていたかなどいろんなことに気づくことができるようになったのは舞台経験を積んでいる途中であるからだとも思います👀

なので、今後も少しづつ経験を増やしていきたいと思います✨ また、本選で成果を出されている方は、やはりどのような状況であっても、結果としてぶれない音楽性を蓄積されていると思いますので、そこにいかに近づいていくかということが重要だと感じました🌟

⌛️講評や学び

審査員や先生からのフィードバックで印象に残った言葉🎤 やはりペダルの濁りについてはとてもフィードバックが多かったです💭

ホールなどで練習する出会ったり、今後もう少し色々な場所で練習をしたり経験を積むことで、その場その場での臨場感やピアノとの対話、また聴衆の方との対話が楽しめるようになったらいいなと感じました🎶

「次につなげたい」と思った具体的な課題(表現、体力、基礎力など)としては、やはり仕事との両立については今後も課題になるかとは思います💻

また皆さん、集合時間前にすでに落ち着いてホール内で待っていらっしゃる様子で、女性の方はドレスを着られてすごいなと思いました👗 私は午後休とさせていただいたものの、午前中はほとんど仕事となってしまい、午後一で走って会場に到着してみんな同じ感じなのかなと思っていたので、余裕のある感じを見て、すごいな。。。。どうやって休んでるんだろう。。。。って思いました😅

一方で、時間の使い方などが上手だからこそこうやって事前に余裕を持っていらっしゃるんだろうな。。。。と思ったのも事実です⌛

ちなみに、私は弾いた後も仕事対応に追われる形となり、皆さんの日常のマネジメント力を見習いたいと思ったことでした📱 コンクール後も何故か仕事に追われるはめになり、顧客対応などを行いつつ、ただ場所もないのでホールのトイレを借りて仕事をするという展開になってしまいました🚻

とはいえ、本選は絶対他の方の演奏も聴きたい!と思っていたので、ずっと演奏が聴けたのは本当に幸せです💖 帰りの電車では少し疲れがあったものの、美味しいものを食べれば大丈夫です🍴

🛎️会場の雰囲気や聴衆の様子

会場の雰囲気はやはり気迫に満ちているという言葉がぴったりでした🔥 もう音楽のことしか頭にないというような雰囲気が漂っており、やはり本選独特の雰囲気を感じることができましたし、ピティナB1は毎年のように非常に勉強させていただいているので、緊張感がありつつもとても楽しいです😊

皆さん、自分が持っている音楽に関する自信はあるという感じでいらっしゃり、ただとはいえ謙虚な感じもあり、いつも安心しつつ緊張するのがグランミューズになります🌷

🎀今後に向けての意気込み

今後は、もう少し場を増やしていきたいなということと、やはり身体の使い方に関してはまだまだ今後舞台で自然に活用できるまでにしっかりトレーニングしていきたいということはありました💪

あとは。。。。。仕事とどうやって両立しているのかすごく知りたいです笑😂

来年や他のコンクールで挑戦したいこととしては、引き続き、今年は他のコンクールも色々と進行中ではあるため、しっかりとその場その場での臨場感であったり、聴衆の方とのコミュニケーションを楽しんでいきたいと思います🌈

✈️本選は結果以上に多くの学びをくれる場でした🕊️ 緊張も後悔も含めてすべてが財産✨ 来年はさらに成長した姿で、また挑戦したいと思います🎹🎶

 

お盆明けのお忙しい中、お読みくださり大変ありがとうございました🙇🏻‍♀️

まだまだ暑さが続きます。涼しくしてお過ごしください🧊🍑

 

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プロコフィエフと私の新しい挑戦...✨⚖️

最近の出来事

毎朝起きるとセミの声がしたり、だんだんとお盆が近づいてきたり、夏真っ盛りですね。確かにとても暑い毎日ですが、木々が青々を茂っているのを見ると、なんだか生命力を感じて素敵だなぁと思うこともあります。(もちろん暑いですが....)なんだかんだあっという間に8月に突入していますが、水分をしっかり補給し、大好きなチョコレートも食べて.....(笑)暑い夏を乗り切りたいと思います。ちなみに、今ハマっているのは桃!🍑とっても美味しいし、なんだか食べると元気になるので安売りの時は買っています(笑)

🎼 プロコフィエフとの出会いと選曲のきっかけ

今日は最近取り組んでいる曲と、それを通して感じている分析の難しさや体力作りについて書いてみたいと思います💭

最近取り組んでいるのは、プロコフィエフピアノソナタ第1番🎶

楽譜はなぜか自分で書いた文字が読めない

この曲を選んだきっかけは先生からの提案が大きいのですが、私自身もとても気に入って迷わず選びました💖

レッスンでは「他のソナタもいいよね」という話も出ましたが、私的にはこの少しロマン的な要素が入った第1番がダントツで好き.....。弾く前から録音をかなり聴いていて、「やっぱり一番にしよう」と決めていました🎧

youtu.be

もちろん3番も結構好きなのですが、今回はプロコフィエフ初挑戦ということもあり、まずは自分の感性に合う1番を選びました✨

🎹 これまでとの違いとレパートリーの少なさ

これまで私が多く弾いてきたのはショパンドビュッシー🎼そういった作曲家の作品では、腕や手首の使い方を中心に意識してきました。ただ、私自身まだレパートリーは少なく、経験で対応しきれない部分も多くあります😌今回のプロコフィエフは、その「未知の部分」がとても多い曲です💎

💪 背中を使う感覚の必要性

プロコフィエフは腕や手首だけでは対応しきれないエネルギーを要求します🔥そのため、背中を使う感覚が必須。。背中から支えないとフォルテの響きが悪くなり、音質そのものが落ちてしまいます😣これは私にとってまったく新しい感覚で、録音を使って探っていますが、まだまだ試行錯誤中です📹✨

🎵 フォルテの中のニュアンスの難しさ

もうひとつの大きな課題はフォルテの扱い方。プロコフィエフは和音の重なりが多く、それを全部同じ音質で弾くと「何を言いたいのか分からない」演奏になってしまいます。小さい音で差をつける場合は、力の入れ具合や抜き具合で比較的調整がしやすいのですが、フォルテの中で音質差をつけるのは至難の業🎯
柔らかく包むフォルテ🎀、鋭く突き抜けるフォルテ⚡、深く沈むフォルテ🌊…同じ大きさでも色を変えなければなりません。

背中を意識していないと、すぐに音が平板になってしまうため、ここも重点的に研究しています。。

🔍 分析の終わりはない

練習では部分練習と全体通しを行き来しながら録音し、細かく分析します👂しかし、分析すればするほど新しい課題が見えてきて、「ここは直った!」と思った翌日にまた別の改善点が…😅まるで終わりのない迷路のようですが、その過程も音楽の楽しさの一部だと思っています💖

🕒 本番に向けた体力配分と前日の過ごし方

プロコフィエフは体力の使い方が問われる作品💪
前日はあまり弾かないようにしていますが、全く弾かないと速い部分がこなせなくなる…💨逆に弾きすぎると本番でエネルギーが出せない…⚖️この練習量とコンディションのバランスは非常に繊細です✨

しかも、コンクール前日でも夜9時まで残業になることもあり、思うように整えられない現実があります💼仕事でも緊張感を保ち、その後ピアノでも集中力を維持する――この両立は、なかなか大変です😵‍💫

🍫 食生活と日常の工夫

日常的な体力作りのためには、食事も重要🍴

筋肉をつけるための栄養を意識したい一方で、私はチョコや赤ワイン、チーズ、オリーブが大好きで、これらは欠かせません🍫🍷🧀ただ、それだけでは当然足りないので、今後は本番に向けた食事メニューも研究していきたいと思っています📚✨

🌟 おわりに

プロコフィエフピアノソナタ第1番は、音楽的にも体力的にも私にとって大きな挑戦🔥

まだまだ課題は山積みですが、この曲を通して得られる成長はきっと大きいはずです💎背中から響くフォルテ💪🎶、最後まで崩れない集中力🧠、そして柔軟な体作り🧘‍♀️


これらを目標に、これからも一歩ずつ進んでいきたいと思います💖

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました🙇🏻‍♀️

暑い夏が続いておりますが、どうかできるだけ涼しくしてお過ごしください💧🧊

 

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マイアミ国際ピアノコンクールに応募してみた🎼🌼(2025)

最近の出来事

毎日セミが鳴いてます....。元気が出るような、耳が痛いような.....。でも大自然の中で元気に生物が動いている様子を見ると、あぁ、素敵だなと思ってしまいます。あとは、夏祭りなのか浴衣姿の方もいらっしゃって、見た目にも涼しくて素敵です🥻🎆

私も美味しいものに癒されつつ(主にスイーツ)、なんとか夏を乗り切りたいと思います。

🎹Miami International Music Competition 2025に応募してみた@オンライン

今日は、最近応募した国際ピアノコンクールについて書いてみたいと思います。今回応募したのは、Miami International Music Competition 2025という、アメリカ・マイアミで開催される国際大会です🇺🇸🎶

www.youngfso-arts.com


動画でのオンライン審査形式なのですが、なんと参加者全員がUniversity of Miamiのホールで演奏できるチャンスがあるという、ちょっと夢のようなコンクールです✨

📱きっかけは、尊敬するピアニストのインスタから

このコンクールの存在を知ったのは、ふと見たInstagramのストーリーからでした。投稿していたのは、私がずっと尊敬しているThomas Yu(トーマス・ユー)さん。カナダ在住の彼は、歯科医師として働きながら、世界各地のアマチュアコンクールで数々の優勝歴を持つピアニストなんです。特に有名なのが、2016年のヴァン・クライバーン国際アマチュア部門での優勝です🏆✨

🎵 2006年 パリ国際アマチュアピアノコンクール 優勝
🎵 2012年 ベルリン国際アマチュアピアノ大会 優勝
🎵 2016年 ヴァン・クライバーン国際アマチュア部門 優勝

**公式サイト:https://thomasyu.ca/

**ピティナの紹介ページ:https://enc.piano.or.jp/persons/5263

彼の演奏動画やInstagramの投稿は、いつも本当に刺激を与えてくれます。そんな彼がインスタで「こんなコンクールがあるよ」とストーリーで紹介していたのが、今回のマイアミのコンクール。「この方が紹介しているならきっと間違いない」
と思い、すぐに公式サイトを見て応募を決めました。

📹応募はYouTube動画で!でもルールはしっかり!

このコンクールは動画審査形式で、YouTubeに演奏動画をアップロードして応募します。でも、思っていたよりも細かくて具体的なルールが定められていました。

🎬 主な提出条件はこんな感じです

  • YouTubeで「公開」設定(限定公開や非公開は不可)
  • 顔、手元、ペダルなど全身と演奏動作が映っていること
  • カメラは固定し、揺れやズームはNG
  • 暗譜必須(楽譜を見ながらの演奏は失格の可能性あり)
  • 音声・映像の編集や加工は一切NG
  • 伴奏は任意(ピアノソロでOK)

意外と大変…と思いましたが、逆にこれだけルールが明確だからこそ、
世界中からの応募でも公平性が保たれるように設計されているんだなと納得しました。

🎼今回は新しい録音でチャレンジ

既存の録画動画を使っても良かったのですが、今回は「今の自分の音で勝負したい」と思って、新たに録音しました。撮影はスタジオを借りて行いました。三脚の高さを何度も調整して、顔・体・ペダルがしっかり映る構図にセット📷

こういうオンライン審査では、「音楽の見せ方」や「作品の完成度」が特に問われる気がしていて、自分の中でちゃんと納得できるかどうかが大切だと感じました。

動画審査だからこそ、空気感や雰囲気ではなく、音そのものの力が試されているように思います。

📦参加者特典がとても魅力的でした!

このコンクールの素敵な点は、ルールだけでなく参加者全員への特典がとても充実していること。

🎁 主な参加特典はこちら:

University of MiamiのNewman Recital Hallで演奏の機会🎹
 → 2026年1月11日のマイアミ音楽祭で演奏できるチャンス!

審査員からの講評と、高品質な参加証明書📄が郵送される
 → 海外の審査員の視点からのコメントはとても貴重✨

大会会長からの推薦状(Recommendation Letter)
 → 音楽活動や進学において、心強い後押しになるかもしれません!

学生には、現地の学校への招待レターが送付される制度も🎓
 → 国際的なつながりをつくる仕組みがあるのが素敵です。

「応募して終わり」ではなく、演奏の機会・評価・つながりまでサポートされている印象を受けました。世界中のピアニストが集まる中で、こうして広がっていくご縁もまた、海外コンクールの醍醐味だなと思います。

💭応募してよかったと思えたこと

正直、応募しただけで少し視界が広がったような気がしています。

今までマイアミという場所には特別なイメージがなかったのですが、調べてみると海に近くて気候も暖かく、音楽大学のホールもとても美しい✨「ここで演奏できたら、どんな気持ちになるだろう」と想像するだけでも、なんだかワクワクしました。SNSで偶然知ったコンクールですが、こうして自分の世界を広げてくれるきっかけになるのは、やはり嬉しいです!

もちろん、これから結果が出ます。でも今は、「自分で納得した演奏を提出できた」
ということ自体が、ひとつのゴールのようにも感じています。評価は審査員によっても、演奏する会場やその日の自分の状態でも変わってしまうもの。だからこそ、音楽との関係を、これからも大切にしていきたいです。

✈️世界は思っているより近いかもしれない

ピアノを通じて広がっていくご縁。SNSのストーリーから始まったこのチャレンジが、どこかでまた新しい道につながっていくかもしれないと思うと、少しだけ背中が伸びるような気がします。コンクールの結果に関係なく、「今できることをやってみる」。その積み重ねを、これからも大事にしていけたらいいなと思います。

 

 

暑い毎日ですし、どうか涼しくされてください🍨
最後まで読んでくださって、ありがとうございました🍀

 

 

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