Yuki's Enchanted Journey

人生色々、今に感謝してピアノを弾きます

全日本ピアノコンクール(地区大会)に参加してみた(2025)🌸💐

全日本ピアノコンクールに参加して🌸💐

🎼コンクール概要

「全日本ピアノコンクール」は、予選や本選を動画提出で受けられる、画期的なスタイルを持ったコンクールです。私は第1回の開催時に初めて参加したのですが、その頃はコロナ禍の真っ只中。各地でピアノコンクールの開催が危ぶまれていた時期に、こうしたハイブリッド形式のコンクールが誕生したことに驚きと新鮮さを覚えました🎹✨

今では動画提出が一般的になっていますが、数年前はほとんど考えられなかったことです。初回から対面と収録を組み合わせた仕組みを取り入れていたことは、とても先進的だったと思います。その後も回を重ねるごとに規模が大きくなり、参加者の層も広がっている印象があります。さらに、参加費がとても良心的であることも魅力のひとつ。地区大会は動画提出なら1万円未満、ブロック大会や全国大会でも1万5千円程度と、気軽に挑戦できる料金設定になっています💡🎶

私が継続して参加している理由のひとつも、やはりこの参加費用の手頃さと、動画での参加が可能という点です。遠方に住んでいる方や、仕事や学業との両立を考えている方にとって、挑戦しやすい環境が整っているコンクールだと感じます😊🌸

💡実際に参加してみて感じたこと

このコンクールの大きな魅力は、審査員の先生方からの講評を丁寧にいただけることです。昨年も動画地区大会とブロック大会に参加しましたが、後日郵送で講評が送られてきて、どれも学習者の気持ちに寄り添った内容でした。気軽に参加してもきちんとフィードバックが得られるのは、他のコンクールにはあまりない特徴だと思います📬✨

全国大会はホール審査のみになりますが、会場ではアットホームな雰囲気もありました。演奏後に声をかけ合ったり、少しお話しする機会もあって、とても和やかな空気が流れていたのを覚えています。その一方で、全国に進むと参加者のレベルは非常に高く、大いに刺激を受けました。審査の仕組みも工夫されていて、ホールで3人の審査員が聴き、その後残り3人が動画で確認するという形。公平性を保ちながら、現地に来られない審査員の視点も加わるのはユニークだと感じました🎼🌟

今年は地区大会は動画で提出しましたが、撮影の段階ではやはり苦労がありました。スタジオで何度も録音を繰り返したり、音響のバランスを気にしたり…。時には「せっかく弾けたと思ったのに録れていなかった!」なんてハプニングもありました。それでも、電子ピアノでの提出も認められているので、参加のハードルはぐっと下がります。こうした柔軟さは、他のコンクールにはなかなかない点だと思います📹😊

課題曲に縛られず、自由曲で挑戦できるのも大きな特徴です。自分が一番表現したい曲を選べることで、学びの意欲も高まりますし、コメントをいただくと次の練習のモチベーションにもつながります🎶🌸

ちなみに、昨年の体験記はこちら👇
👉 地区大会

👉 ブロック大会

👉 全国大会

🌙自分の演奏について

今回、私はプロコフィエフを選びました。動画撮影だったのでホールでの待機はなく、精神的にはやや余裕があったように思います。ただ、カメラの前で何度も弾き直すうちに、普段の練習とは違った緊張感が出てくるのも事実でした🎥💭

講評では「フォルテとピアノの種類をもっと工夫すると良い」といったアドバイスをいただきました。確かに、フォルテと一口に言っても、力強いもの・鋭いもの・温かいものなど多彩な響きがあり、その色づけをどうするかで音楽の印象は大きく変わります。今回改めてその難しさを痛感しました。特にプロコフィエフの作品は、音量だけでなく音色の幅を求められるため、フォルテの質をどう高めるかが課題になったと感じています🔥🎹

こうした学びは、単なる結果以上に大切な財産です。動画審査であっても、審査員の先生方が丁寧に見てくださることで、自分の演奏を客観的に振り返るきっかけをいただけました📖✨

🎹今後の予定や思い

今回の挑戦を通して、自分の練習の方向性もより明確になりました。今後は「フォルテの質感を磨くこと」「ピアノを柔らかく美しく響かせること」を軸に取り組んでいきたいと思います。

また、並行してショパンの作品にも少しずつ取り組んでいるので、こちらも時間をかけて進めていく予定です。ショパンは表現の幅が広く、繊細なタッチや歌わせ方を考える上で大きな学びがあります。プロコフィエフショパンという対照的な作曲家に取り組むことで、音の表情や構成力が一層磨かれていくのではないかと期待しています🌙🎶

全国大会で聴いた他の参加者の演奏からも、多くの刺激を受けました。年齢や経歴はさまざまでも、それぞれの音楽への情熱や工夫が感じられ、「ピアノを続けるって本当に素敵なことだな」と改めて思いました。審査を超えたところに、音楽そのものの喜びがあるのを実感できたのは、大きな財産です🌸💐

全日本ピアノコンクールは、費用面や参加スタイルの柔軟さから、幅広い層に開かれた魅力的なコンクールだと改めて感じました。ピアノに取り組んでいる方、挑戦してみたいけれど一歩を踏み出せていない方にも、ぜひおすすめしたいです🎹🌟

これからも挑戦を続けながら、練習や本番で感じたことを少しずつ発信していければと思います。読んでくださる方にとって、少しでも励みやヒントになる記事になっていれば嬉しいです。

いつもお忙しいところお目通しくださり、ありがとうございます✨
引き続き応援していただけると励みになります😊🌸🎶

 

 

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