Yuki's Enchanted Journey

人生色々、今に感謝してピアノを弾きます

日本クラシック音楽コンクール:本選に参加してみた(2025) 🌸🎹

🎶🌸日本クラシック音楽コンクール本選に参加して 

先週、日本クラシック音楽コンクールの本選に参加してきました。
このコンクールには、2023年から3年連続で挑戦しています。きっかけは先生の勧めでしたが、続けて参加する中で、自分自身の成長や課題をより客観的に見つめられる貴重な機会になっています。

日本クラシック音楽コンクールには独特の特徴があります。そのひとつが「部門が男女で分かれている」という点です。👩‍🎓👨‍🎓 「体格などの違いを考慮した方が公平になる」という説明を聞いたことがありますが、実際のところはどうなのか…毎回少し気になる部分でもあります。こうした特徴は、コンクールごとの運営方針や価値観の違いを感じさせてくれ、参加を重ねるごとに音楽の場は本当に多様なんだなと改めて思います。

これまでの参加記録もブログに残していますので、よければ合わせてご覧ください。

👉 2023年の記事 [まとめ]

👉 2024年の記事 [予選]

👉 2024年の記事 [本選]

👉 2025年の記事 [全国]

🎼✨会場と当日の雰囲気 @かつしかシンフォニーヒル

今回の本選は、ピアノ一般の部(女子)。会場は初めて訪れる「かつしかシンフォニーヒルズ」のアイリスホールでした。受付時間は19時10分。⏰ 遅い時間帯ということもあり、1日がとても長く感じられました。朝からずっと緊張して過ごすのは体力的にも大変ですが、会場に着くと一気に気持ちが切り替わり、気が引き締まります。

ホールのスタッフの方はとても丁寧で、控え室や更衣室もきちんと整っており、施設全体がとても充実している印象でした。特に、しっかりとパーテーションで区切られた更衣室があり、女性としてはありがたい心配りだなと感じました。少し時間があったので他の方の演奏を聴いたのですが、誰が全国に進んでもおかしくないような熱演ばかり。特に「思いを伝えたい」という気持ちがひしひしと伝わってきて、聴いているこちらも胸が熱くなりました💓。

⏳🎹出演順と待機の工夫 

日本クラシック音楽コンクールでは、出演順は受付時に伝えられます。明確に「◯番前になったら舞台袖へ」という案内はなく、自分で順番を把握しながら動く必要があります。そのため欠席者が出ると順番が早まることもあり、油断できません。私は予選で1番手だったこともあって、案内不足で危うく遅れそうになった経験がありました。今回はその反省を活かし、余裕を持って舞台裏に向かうようにしました。

待機しているときの他の方々の姿も印象的でした。楽譜をじっくり確認している方、イヤホンで音楽を聴きながら集中を高めている方、小さく体を動かしてリズムを取る方…。それぞれの集中の仕方に個性が表れていて、「自分の世界に入る」ための工夫が垣間見えました。舞台裏の空気はピリッとした緊張感に包まれていましたが、その中で静かに呼吸を整える時間もまた、本番への大切な準備だと感じました。

🎶🎹今回の演奏 

私が演奏したのは、プロコフィエフピアノソナタ第1番。この曲は、弾けば弾くほど新しい発見があり、難しさと同時に大きな魅力を持つ作品です。

本番では、最後に少し楽譜が飛んでしまうというハプニングがありました。💦 大きな手ごたえを感じられたわけではありませんが、それでも少しでも楽譜の意図を反映したいという気持ちを胸に弾ききることができました。

私にとって演奏を重ねる中で最も嬉しい瞬間は、曲と自分が通じ合えたように感じるときです。この曲はこんな背景で書かれたのかもしれないとふと気づいたり、不思議なほど現実離れした感覚に包まれたり…。一瞬でもそうした感覚に触れられることが、ピアノを続けている大きな理由のひとつなのかもしれません。

🌟印象に残った演奏

他の出場者の中で特に印象に残ったのは、楽譜を見ながら演奏されていた方。譜読みの段階でも「伝えたい気持ち」がしっかり伝わってきて、暗譜や完璧さだけが大切なのではないと改めて感じました。✨
その方は残念ながら通過には至りませんでしたが、音楽に向き合う姿勢そのものに強く心を打たれました。

また、今回のプログラムではショパンを選曲される方が多く、それぞれの解釈やアプローチを聴けたのも大きな学びになりました。同じ作曲家でも、人によってこんなに表情が変わるのだと実感できるのは、コンクールならではの醍醐味です。🎶

📝🌸結果と講評

結果はありがたいことに通過をいただきました🥹
今回は点数が張り出される形式で、名前と一緒に数字が並ぶ光景は少し緊張感がありました…。

講評については「ピアノやフォルテの種類をもっと増やしてみては」というコメントをいただきました。これはまさに自分でも課題に感じていた部分だったので、今後の練習にしっかり活かしたいと思います。客観的な意見を紙でいただけるのはありがたく、帰宅後にじっくり読み返すことで、冷静に自分の演奏を振り返れるのもこのコンクールの良いところだと思います。

🚀🎼今後に向けて 

今回の本選を振り返ると、「嬉しさ」よりも「反省点」の方が大きく残っています。特に、音質のバラエティを増やすこと、そして大音量でも聴き手を心地よく連れていける表現力を磨くこと。この2つが今後の課題です。

年末には全国大会が控えています。それまでの数か月でどれだけ課題を克服できるか。小さな積み重ねを大切にして、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います🔥

💐🎹おわりに 

いつも応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。ブログへのアクセスや温かいコメントが大きな励みになっています💓

今後はショパンの曲にも挑戦予定です。次の挑戦もまたここでお伝えしますので、引き続き見守っていただけると嬉しいです🌸

 

✨今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました🎹💖

 

 

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